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デジタルサイネージ広告は、引き札の夢を見るか 

ヨシトメ工芸でデジタルサイネージ事業を手掛ける、“SquareWave”では、現在、長崎県大村市内に4箇所のデジタルサイネージ型のロードサインを設置しています。
15秒CMが1日に100回以上放映されて、月額35,000円というリーズナブルな価格設定でスポンサー様を常時募集しているのですが、果たして、他の媒体と比較して、高いのか安いのかを、具体的に数字として比較してみました。

資料として、
①国勢調査に基づく大村市の令和5年12月1日現在の推計人口
②県内交通量上位10箇所(令和3年度全国道路・街路交通情勢調査より 長崎県庁道路建設課から公表)
③大村駅の1日の乗降客数(長崎県|1日の利用者数が多い駅ランキング【スタディサプリ 進路】 (shingakunet.com)
④長崎県(大村市)にてオンエアされているTV番組の中での高視聴率番組の視聴者数(ビデオリサーチ社 VOL.50 2023年 12月4日(月)~12月10日(日))
⑤大村市で購読されている、新聞5紙(長崎・西日本・朝日・毎日・読売新聞)の合計部数(長崎新聞折込センター発行 2023年10月改訂部数表 2023年12月一部改訂)
⑥総合広告情報誌「マンボウ」(大村市を中心とし毎週土曜日の朝刊に新聞折込広告および市内各所配布)


メディアの特性がそれぞれ異なるので、一概に一括りで総括することはできないのですが、ご参考程度にご笑覧ください。

まず、国勢調査に基づく大村市の令和5年12月1日現在の推計人口は96,760人(世帯数41,081世帯(一世帯平均2.4人))です。

次に、SquareWaveが長崎県大村市に設置しているデジタルサイネージ(以下DSと呼びます)の設置場所に近い一般国道34号線大村市西本町の1日の通行量が31,929台です(DS1)。

大村駅の1日の乗降客数は3,840人です(DS2)。

次に、視聴率ですが、日本テレビ系の日曜日の情報番組「真相報道バンキシャ!」が、世帯視聴率14.6%と最も高かったので、これを基準とし、毎週1回の放映としました。(放映料については、https://tv-cm.jp/list_kyushu.html に記載されている15秒CM1本料金を、料率、時間帯、SB(ステーションブレイク)、CC(カウキャッチ)等一切無視して記載しております)。

紙媒体については、大村市で購読されている新聞の総部数が17,020部、「マンボウ」が毎週土曜日の発行で28,000部となります。
新聞は毎週1回上記世帯にB4サイズのチラシを折り込む場合を想定しました。
「マンボウ」は1面のタイトルページ直下の幅245mm×高さ140mmの料金を基準値とし、毎週掲載としました。

デジタルサイネージの料金は、弊社にて発行しているパンフレットに記載の15秒料金を適用しました。

上記データをもとに作成した表が以下の表になります。

WEB広告については、今回のメディア対象から除外させていただきました。

DS1
(国道34号線)
DS2
(大村駅)
新聞5紙折込
(B4サイズ)
TVCM(15秒)マンボウ
接触可能人数(日)31,929台
(76,630人)
3,840人17,020世帯
(40,848人)
5,751世帯
13,803人
28,000世帯
67,200人
接触可能人数
(月/4週)
通勤通学の20日間
638,580台
(1,532,592人)
通勤通学の20日間
76,800人
4回
68,080世帯
(163,392人)
4回
23,004世帯
(55,212人)
4回
112.000世帯
(268,800人)
料金(1日)35,000円/30日1,167円35,000円/30日
1,167円
1回
61,272円
1回
300,000円
1回
88,000円
料金
(月/4週)
35,000円
(15秒)
35,000円
(15秒)
245,088円1,200,000円352.000円
露出回数(日)100回を保証100回を保証1回1回1回
露出回数(月)3,000回を保証3,000回を保証4回4回4回
料金あたりの
コストパフォマンス(日)
12円
(1,167円/100回)
12円
(1,167円/100回)
61,272円
(61,272円/1回)
300,000円
(300,000円/1回)
88,000円
(88,000円/1回)
料金あたりの
コストパフォマンス(月)
12円
(35,000円/3,000回)
12円
(35,000円/3,000回)
61,272円
(245,088円/4回)
300,000円
(300,000円/4回)
88,000円
(88,000円/4回)
人数あたりの
コストパフォマンス(日)
0.02円
(1,167円/76,630人)
0.3円
(1,167円/3,840人)
1.5円
(61,272円/40,848人)
22円
(300,000円/13,803人)
1.3円
(88,000円/67,200人)
人数あたりの
コストパフォマンス(月)
0.02
(35,000円/1,532,592人)
0.5円
(35,000円/76,800人)
1.5円
(245,088円/163,392人)
22円
(1,200,000円/55,212人)
1.3円
(352,000円/268,800人)

デジタルサイネージのコストパフォーマンスが、他メディアと比較して、著しく良いことがおわかりいただけるかと思います。
それぞれのメディアの特性もあり、一概にコストパフォーマンスだけですべてを語ることはできませんが、特に中小規模企業様、個人事業者様、個人様で広告の機会を欲している方は、“お試し”として、デジタルサイネージ広告を放映してみるのも、一考ではないかと思います。

特に、広告効果を測定する上での重要な要素である接触機会が、1日100回あるということにはぜひご着目ください。

“SquareWave”では、デジタルサイネージに広告出稿をする上で、効果的な表現、時間配分等をご提案させていただきます。出稿をお考えの方は、ぜひご一報ください。

タイトルにした「引き札」とは、日本国内において、江戸時代前期に今の三越(当時の越後屋)が、江戸(東京)全域に配布した「引札(ひきふだ)」(今で言うチラシのようなもの)で、広告の発祥と言われているものです。

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